お迎えについて

2022/04/24

我が家にいるフクロモモンガ「いずもちゃん」「くらまくん」の子どもを里親としてお迎えされる方へ向けて、概要や流れなどを説明しています。我が家の子どもたちのお迎えを検討される際は必ず最後までお読みください。

はじめに

我が家では必ず有償で里親募集を行なっております。

これは利益のためではなく、大切な子どもたちの命を預かる覚悟をお金として見せていただくためです。

勿論ブリーダーではないので一般流通価格よりはお安くしておりますが、決して無料には致しません。

無料にすると覚悟のない人が気安く来てしまうため、フィルターを通すという意味でも常に有償にしております。

フクロモモンガに限らず、動物はお迎え後にも飼育用品代や食費、病院代など様々な費用が発生します。生涯をお世話するうえでかかる合計金額に比べたら、お迎え時の費用など安いものです。

それさえケチろうと考えるような人は、きっとお迎え後も必要経費を削減して劣悪な環境で適当に飼育した挙句、簡単に手放してしまうのだろう、と想像しています。そういう方には渡したくないと当方は考えております。

どうしても無料がいい、という場合は他を当たってください

また当方は商売でやっているわけではないので、値下げ交渉にも応じるつもりは一切ございません。こちらで指定した金額をお支払いいただけないのであれば、他をお探しください。

上記の内容を無視した無礼なお問い合わせにも一切応じません。返信も致しませんのでご了承ください。

お迎え前にご用意いただくもの

お迎え前に必ず以下のものをご用意ください。ネットで検索される際は「フクロモモンガ 〇〇」と入れれば適切なものが出てきます。また、我が家で使用している飼育グッズも紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • ケージ(金網、アクリル等の高さ50~70cm程度のもの)
  • キャリーケース(小鳥用や小動物用のもの)
  • 寝床(巣箱やポーチ等)
  • 食器(陶器製のもの等、ハムスター用が使いやすいです)
  • 給水器(ケージ側面に取り付けるタイプのものが良いです)
  • ペットシーツ、床材(できれば足が触れる床面を柔らかくしてあげてください)
  • ケージ内に設置できるおもちゃ(小鳥用のものが優秀です)
  • ミルクをあげるスポイト(100均のもので大丈夫です)
  • ワンラックペットミルク小動物用140g(ヨドバシのサイトで頼むと送料無料です)
  • おやつ(こちらでオススメのものを紹介しています)

お迎えする流れ

我が家のフクロモモンガの子どもたちを里親としてお迎えされる流れをご説明します。

1.お気に入りの子を見つける

こちらのページで里親募集している子たちの中からお気に入りの子を探してください。

2.見学希望のお申し込みをする

このページの最後に載っている「お問い合わせ」から、ご希望の子の見学申し込みをしてください。

3.見学後、譲渡希望であれば伝える

既に離乳済みであり、飼育環境が整われているようでしたら、見学当日のお引き渡しも可能です。

4.離乳完了後、お引き渡し

我が家では離乳前の引き渡しはしておりません。離乳前に見学に来られた場合、必ず離乳完了後に再びお越しください。

譲渡時にプラケース、離乳食用の昆虫ゼリーと粉末ペレットをお渡しします。

お迎えした後のお世話の仕方

ご自宅に戻られたら、まずポーチごとケージの床に置いてそっとしておいてください。しばらくすると出てきてケージ内を散策し始めます。

1日1回夜にポーチごとケージから出し、スポイトでミルクをあげてみてください。嫌がるようでしたら無理に飲ませる必要はありません。詳しくは「フクロモモンガ なつかせ方」等で検索してみてください。

ミルクは毎回1回分を用意し、飲み切れなかった分をお皿に入れてごはんと一緒にケージに入れてください。ミルクの作り方はこちらで紹介しています。

ごはんは1日1回新しいものに交換してください。譲渡時に説明しますが、離乳食用の昆虫ゼリーと粉末ペレットを混ぜてお皿に入れ、糞尿が入らないよう上の方に置いてください。

お迎え後は環境に慣らすため1週間程度、ごはん等のお世話以外はあまり構わずにそっとしておいてください。掃除もしないでください。

ミルクを毎日あげていると段々飽きてきて飲まなくなることがあります。他のおやつを徐々にあげていき、レパートリーを増やしてください。初めて見るおやつは警戒して手を出さないことがありますので、こちらの方法を試してみてください。離乳食としてお渡しする昆虫ゼリーは、そのままおやつとして出すこともできます。

飼い主さんの手に慣れてきたら、少しずつ部屋んぽを始めてください。初めは1日5分程度でも大丈夫です。徐々に活動時間を増やしていってください。時間は30分~1時間程度ですが、様子をよく観察してその子に合った時間を見つけてください。